パレルモ「シャンガイ」にて(1) - 河野浩士

■思い出すのは、やっぱり「旅」での出来事

私の現在の職業は弁護士。この仕事には、やりがいこそあるんですが、ひとつ残念なことが・・・。 それは、取材旅行のように、仕事での旅の機会がまず無いこと。たとえ出張があったとしても、地方の裁判所や、関係先に直行し、ほとんどとんぼ返りなんですよ、これが。

じつは、私は、弁護士になる以前、小さな編集プロダクションを主宰していました。当時、最も得意としていたジャンルは、それこそ「旅」についての本や雑誌記事編集や執筆。つまり・・、半分は旅するのが仕事だった訳で

「俺は一生定住者にならず、旅して生き抜いてやる!」などと、本気で考えていたぐらいです。

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久山さんとソックリさん - カワハラ

その日、私はとても緊張していました。
東京に出てきて数カ月。ライターとして、はじめて著名人にインタビューすることになったからです。
そして、この仕事ではじめて久山さんに会いました。
いまから13年前の2002年1月22日のことです。

実はすっごい不愛想な人やったらどないしよー。
頭真っ白ンなって、ヘンな質問してしもたらどないしよー。
沈黙続いたらどないしよー。

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わが町 – 野田晴彦

ひとぼん、えらい寒いな。分厚い靴下はいてるか~?送ってもろた写真ファイル、見れたで~。大阪弁は本来「ら抜き」コトバやな(笑)。

「野田晴彦バンド+久山城正*フォトセッション」ちゅうライブをやったときのんやね。
5人編成のワシらのバンドが演奏してるステージのうしろにスクリーンを設置して久山城正の写真をスライドショーにして映写したんや。
Nodaband-at-Terra

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たんぽぽ久山さん  -Shizuka

久山さんが亡くなった時に咲いた
季節外れのたんぽぽ →

その日以来、何度も咲いてくれています。

ある時は見守るように。
ある時は励ますように。
何度も会いに来てくれる久山さんに元気をもらっていたし、
うれしくて仕方ありませんでした。

なのにある日!
その大切なたんぽぽが誰かに引き抜かれてしまったんです!!!

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久山との旅 / 初夢の旅 -原田宗典

久山、あけましておめでとう。
これを読んでいる皆さんにも、あけましておめでとう。皆さんにとって今年が素敵な年になりますように、原田祈っております。
さて新年一回目は久山とのどんな旅を話そうかなと思っていたのですが、今朝(1月13日)久しぶりに久山の夢を見たのでその話をします。
昔から夢の話というのは、面白くないと相場は決まっていますが、あんまりはっきりした夢だったのでちょっとここで紹介しておきたいと思います。

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2015年のカレンダー  -Hitobon

昨年のある日のこと。
原田宗典さんに、「この家にはカレンダーがないんだね。そういう気持ちだったんだね。」と言われて私は初めて気がつきました。
2012年に久山が余命半年と診断されてから、私はカレンダーを見るのが怖かったのです。そういえば手帳をめくるのも嫌いでした。

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久山との旅 インドネシア / プロウスリブ      原田宗典

先日、早稲田松竹で「アクト・オブ・キリング」という映画を観た。フランス人の映画監督がインドネシアを舞台に撮ったドキュメンタリー映画だ。
『胸が悪くなるような傑作』という評判だったのだが、確かに評判どおりの内容だった。題名からもわかるように、この映画は本物の殺人者が自分の犯した殺人を演技して見せる・・・その様子をフランス人監督が撮ったものであった。

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