来る11月20日、十数年ぶりの小説「メメント・モリ」が書店に並ぶ。嬉しい。本当に嬉しい。
「メメント・モリ」は昨年(2014)9月に当てもなく書き始めた――それは久山の家に毎週火曜日に通うようになった時期とぴったり一致している。少しずつ少しずつ進めながら火曜日に久山宅を訪れ、その1週間で進んだ分を朗読して、久山と仁子さんに聞いてもらう。二人はとても聞き上手なので、毎回読んで聞かせるのが楽しみになった。そして年が明けて今年の3月半ば、「メメント・モリ」は250枚の長さになって完成した。約半年で250枚――僕にしては上出来だ。というか、この十数年最後まで書けずに苦しんでいたことを思うと、この完成は奇跡のように思えた。「久山が力を貸してくれたんだな」とはっきり思った。
命日に – Hitobon
今日は、久山城正が天国に旅立った日。
早くから目が覚めてその日のことを思い出していました。
今朝のリビング窓からの柔らかい日差しとチュンチュンという小鳥のさえずり、そしてふわふわとした柔らかい空気感があの時と同じでした。
2年前。静かに流れる時間の中で、久山の呼吸は少しずつ少しずつ浅くなっていき、すーっと音もなく止まりました。それは言葉にできないほど悲しい瞬間でしたが、とても崇高でまるで異次元の世界にいるような・・・今まで経験したことのない特別な空気感に包まれていました。
「オレは病院では絶対に死なない。家で死にたい」と言っていた久山。
それが出来たことは私たち2人にとってとても幸せなことでした。
このふわふわした柔らかい空気感に包まれて、久山を感じながら、今日という日を過したいと思います。
Shiro、もう2年経つんだね、、、。 - Misuzu
Shiro、もう2年経つんだね…。
初めて会った時、Shiroはオートバイで事故ってて、松葉杖だった。
次に会った時、ShiroはMonument Valleyで風邪ひいて寝込んだ。
その次に会った時、Shiroは悩んどった。
次の次の次に会った時、Shiroは病気になってた。
私が”久山君”という存在を知ったのはもう20年以上も前だけど、
初めてShiroに会ったのは確か8年程前だった。
私は、Hitobonが、Okuと呼ばれていたハチャメチャな大阪時代からの友達。
オートバイの教習所のロッカールームで初めて逢って、同類のにおい?を感じてから今に至ってる。
Motorcycle touring – Izu
久山との旅 / 徒然なるままに-2 原田宗典
先週、久山の愛娘ういり(愛里)と逢った。前に逢ったのは多分2003年、実に12年ぶりのことだ。
「前にお逢いした時はまだ高校生でした」
「そうかあ、岡山の操山会館で逢ったんだよな」
「そうです。ごぶさたいたしまして」
ういりはちょっと照れ臭そうに言った。そして久山の遺影にお線香をあげ、手を合わせた。その横顔と、久山の遺影を交互に見つめながら僕は涙ぐんでしまった。ういりはこの3月、長らくつきあってきた彼氏と入籍し、9月にハワイで挙式をあげたという。その結婚の報告を遺影に向かってしているのだろう。彼女の横顔はとても美しかった。そして久山の遺影もいつもより穏やかに微笑んでいるように思えた。
「久山城正一世一代の大撮影会」スナップ写真 - Hitobon
2012年10月20日
残された限りある時間と、彼の人生そのものとも言える写真活動。
久山は最後の大仕事に「現場でシャッターを切る」ことを選び、友人達に来てもらって大撮影会を催しました。
10時間以上ぶっ通しでシャッターを切り続けたその日から今日でちょうど3年。
久山が天国に旅立ってからもうすぐ2年になります。
久山との思い出 - 池内勝正
私が久山と知り合ったのは、17歳の5月頃でした。
その頃の私は、母が亡くなり、また学校では謹慎になりと散々な時期でした。
3年で同じくクラスになり、久山の友人グループと話をするようになり、
久山と知り合いました。
それまで、顔と名前は知っていましたが、1学年に450人の学校でしたので
話をした事はありませんでした。
久山との旅 / 徒然なるままに-1 原田宗典
商売柄、昔のことを書くと、
「よくそんなことを覚えているなあ」
としばしば言われる。そう言われると、ちょっと得意な気持ちになるのだが、本当はそんなに記憶力が優れているわけではない。思い出には「思い出し方」が幾つかあるのだ。そしてそれは決して難しい方法ではない。誰にでも簡単にできる。
久山の朝のたわごと-2 Hitobon
9月14日の「久山の朝のたわごと-1」の続編が読みたい~!というリクエストをたくさんいただいたので、今日は、-2を書くことにします。初めての方は、ぜひ-1もご覧下さい★
2013/7/21
Shiro「お腹にソファがいっぱい入ってて出ない」
Hitobon「・・・(昨日から便秘ぎみやからね)」
