お誕生日おめでとう!の電話  Hitobon

「久山、誕生日おめでとう!」今朝大阪のWaさんから電話がありました。
「覚えてくれてたんやね」
「俺らだけ年とんの嫌やからな。あいつも一緒に年とってもらわな。今日はしっかり誕生日のお祝いしてあげて。オレは久山のこと1日ずーっと想っておくわ。ほなな~」
嬉しくてちょっとホロっときてしまいました。

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久山との旅 / 彼のアロハシャツ 原田宗典

5月11日。風の強い日だ。
午前中、近所を散歩すると、汗ばむほど暑かった。帰宅してニュースを見ると、東京の気温は、もう25度まで上がっているという。
「お、いよいよ出番だな」
そう思ってぼくはタンスの中からきれいに折り畳んだアロハシャツを取り出した。

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久山との旅 徒然なるままに-5 原田宗典

今朝、一本の電話がかかってきた。受けたのは、おふくろだ。ぼくはまだ寝床の中にいた。
「ええ――ッ!?」
おふくろはもともと大袈裟なひとだが、その声の調子は、いつもとはかなり異質なものだった。嫌な予感がした。しばらく小声で話し込んでから、受話器が置かれた。
それを確かめてからぼくは起き上がり、台所に行った。おふくろは椅子の上にちんまりと座っていた。
「どうしたの?」
声をかけると、おふくろはうつむいたまま、
「さとえさんが亡くなったって・・・」
そう答えた。

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Leica X2 ポールスミスエディション -Hitobon

2013年2月初旬、自宅にかかってきた電話に久山は大喜びでした。
ライカX2をベースにポールスミスがデザインしたデジタルカメラ。全世界に1500台しかない限定モデルが手に入ったのです。

実は、この発売を知った久山はすぐに銀座のライカに電話をしたのですが既にキャンセル待ちの何番目かでした。

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久山との旅 / 徒然なるままに-4 原田宗典

今日は、311のことについて書こう。

ご存知のとおり久山が撮った震災の写真はshiromasa311.comのほうで閲覧できるのでぜひそちらを見てください。もう5年も経ったけれど久山の写真をご覧になれば、あの日の記憶が鮮明に甦ってくる筈。日本中、いや世界中の人に見てもらいたい。そしてあの日に起こったことを10年先20年先まで語り継いでもらいたい。
さて、2011年3月11日午後2時46分、あなたはどこにいて何をしていましたか?久山は、なんと新幹線の中にいたそうです。当然新幹線は緊急停車し(大阪と京都の間だったらしい)車内は大混乱していた。その時たまたま久山はipadを持っていたので、それで情報収集して車内の皆に見せていたらしい。

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久山と暮らした家   - Hitobon

久山と暮らした家。

神田川に程近い閑静な住宅街。遊歩道が桜で満開になる神田川が大好きでした。
家の庭には立派な梅の木があり、ちょうど今ごろの季節に可憐な白い花が咲き始めていたことを思い出します。
梅
毎朝ランドセルの子供達がきゃっきゃ言いながら通学するのに合わせて愛犬くまが庭で元気に走り回る・・・そんな風に1日が始まる日当たりのとても良い家でした。
久山が大好きだったソファはリビングの窓すぐ近くにあり、のんびりくつろいだり窓越しの景色や暖かな日差しを楽しんでいました。

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久山との旅 / 徒然なるままに-3 原田宗典

亡き友の 夢みし夜明け 彼はただ
にこにこ笑って いるだけだった

と歌に詠んでツイッターに投稿した1月14日。久山は、夢の中で笑っていた。良い笑顔だった。何か会話したような気もするが、覚えていない。目覚めたとき、ただ笑顔の印象だけが残った。
そして今、同日の午後5時、ぼくは今、久山宅にいて、これを書いている。
一昨年の9月から毎週のように通い続けたこの家。ぼくにとってもすごく愛着がある家だが、来週、引っ越すことになった。と言っても引越し先は同じ町内で、歩いて5分とかからない至近距離である。でも引越しは引越しだから、仁子さんは大変だ。今、部屋の中にはパンダの描かれたダンボール箱が嫌というほど散見される。ぼくも前に引越しした時、同じ運送会社だったので、このパンダマークを嫌というほど見て、今ではすっかりパンダ嫌いになってしまった。

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HAWAIIへの想い・・散骨 - コンドウ

久山さんが病と闘っている時に言っていたことの中で、
「散骨」
と言うことを、私は伝えられていました。
なんせ、病院から退院してきて、必ずすぐに髪を切りに来る久山さん。
前にもここ☆に書かせていただきましたが、
常に「カッコイイ」にこだわっていたので、当然と言えば当然。

ある髪を切りに来た日に突然、
「今日、東急ハンズに寄って買ってきたんだよ〜〜」と。
「なにを?」と私が聞くと
「え??ミルだよ、ミル! 散骨する為に細かくしないといけないからね」と。

その頃から、「散骨をHAWAIIで・・」と言う久山さんの意思がありました。

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