写真家・久山城正が遺したもの  -Team Shiromasa

計算できない魅力に満ちた写真家、どんな状況にあっても常にポジティブ。偶然の不思議な世界を彼流にカメラで切り取ってみせてくれる、そんな久山 城正の生き方そのものがアートでした。ときに力強く、ときに不思議で、微笑ましい数多くの作品を彼は遺しました。
本当なら、もっともっと活躍してほしかった・・・。そんな思いを込めて、彼が遺した写真作品・闘病生活や面白かった彼の思い出話などをこのサイトでご紹介しています。
また、彼が何度も何度も訪れ、無心にシャッターを切り続けた東日本大震災の風景。この圧倒的な風景の中に、彼が伝えたかった何かを、感じでいただけたらと思いスペシャルコンテンツでお届けしています。ぜひご覧下さい。

目の当たりにすることの大切さ- 「東日本大震災の風景」スペシャルサイト
> 3.11 写真家・久山城正が遺した東日本大震災の風景

Team shiromasa

大好きだった神田川の桜   Hitobon

2013年3月 撮影-hitobon

神田川沿いの桜並木。
大きくしなやかな枝を川面に伸ばす桜並木。それはそれは素晴らしい景色が延々と続いています。
その中で久山のお気に入りの場所があり、蕾が膨らむころから愛犬くまを連れて毎日通ったものでした。
今年の桜は見れないかもしれないと言われた2013年の春。これはその時の写真です。
2013年11月に久山が天国に行ってからは、そこを「久山の桜」と名付けて友人たちが毎年のように出かけてきてくれました。が、2020年の台風で数本倒れてしまったことをきっかけに「久山の桜たち数十本」は残念ながら伐採されてしまいました。遺された切り株を見るのが辛くて、今も「元久山の桜並木」には足が向きません。でも、お気に入りの桜たちはあちらの世界に行ってしまったので、きっと今ごろ久山は桜並木を堪能しているのかもしれません。
今日の東京は満開!さすが晴れ男!お日様も出てきたので「隣の桜並木」に行ってきます。 -Hitobon



Photo Gallery / Snapshot-1


2010年2月頃の柴犬”くま”のスナップ写真です。
久山に似ておちゃめで繊細で元気ハツラツな男の子ですが、13歳を過ぎてからだんだんと体調が不安定になってきました。Shiro、くまが元気でいられるようにそちらから見守ってください。-Team Shiromasa

Photo Gallery Flower


2024年を迎えご挨拶を申し上げます。
年初の地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また、犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表します。まだ余震が続く中、どうか安全を確保され少しでも被害が抑えられることをお祈りいたします。
-Team Shiromasa

Photo Gallery monochrome


1996-1997年頃の作品。本人の紙焼きをスキャンしたものです。海外で撮影したかのような写真。
毎月7日の月命日に写真をUPしています。写真を選ぶ作業を通して久山と向き合う時間は宝物。
今年最後の1枚です。少し早いですが、皆さま良いお年をお迎えください。-Team Shiromasa

Photo Gallery monochrome

今日11月7日は久山の命日。あれからちょうど10年経ちました。
毎年のように顔を出してくれる友人たちが今日も集まります。みんな元気でやっとるか~?
と久山が言ってるよう。
今日の写真は私のお気に入りの1枚です。 -Team Shiromasa

Photo Gallery monochrome

2007年頃、US.Route 66から降りた町で撮影。 
久山は、1980年代にひとりオートバイで約1年間アメリカを放浪していた。その旅の話をもっとたくさん聞いておけばよかったと今になって思う。 -Team Shiromasa