命日に – Hitobon

今日は、久山城正が天国に旅立った日。

早くから目が覚めてその日のことを思い出していました。
今朝のリビング窓からの柔らかい日差しとチュンチュンという小鳥のさえずり、そしてふわふわとした柔らかい空気感があの時と同じでした。

2年前。静かに流れる時間の中で、久山の呼吸は少しずつ少しずつ浅くなっていき、すーっと音もなく止まりました。それは言葉にできないほど悲しい瞬間でしたが、とても崇高でまるで異次元の世界にいるような・・・今まで経験したことのない特別な空気感に包まれていました。

「オレは病院では絶対に死なない。家で死にたい」と言っていた久山。
それが出来たことは私たち2人にとってとても幸せなことでした。

このふわふわした柔らかい空気感に包まれて、久山を感じながら、今日という日を過したいと思います。
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「久山城正一世一代の大撮影会」スナップ写真  - Hitobon

2012年10月20日
残された限りある時間と、彼の人生そのものとも言える写真活動。
久山は最後の大仕事に「現場でシャッターを切る」ことを選び、友人達に来てもらって大撮影会を催しました。
10時間以上ぶっ通しでシャッターを切り続けたその日から今日でちょうど3年。
久山が天国に旅立ってからもうすぐ2年になります。
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久山の朝のたわごと-2  Hitobon

9月14日の「久山の朝のたわごと-1」の続編が読みたい~!というリクエストをたくさんいただいたので、今日は、-2を書くことにします。初めての方は、ぜひ-1もご覧下さい★

2013/7/21
Shiro「お腹にソファがいっぱい入ってて出ない」
Hitobon「・・・(昨日から便秘ぎみやからね)」
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久山の朝のたわごと-1 Hitobon

今日は、闘病が始まって1年半が過ぎた2013年夏のことを思い出していました。
この頃は体調に波があるものの、精神的には穏やかだったように記憶しています。

久山は、目を覚ますと「ひとぼーん」と私を呼び、上半身を起こしてベッドにもたれながら色んなことを言ったり私に尋ねたりしていました。そして5分ほど会話した後、うとうととまた眠るのでした。いくつかメモを取ったものが残っているので今でも時々それを見ては、泣き笑いしています。
コレ、本人はいたって真面目だったんです。
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桑原弘樹さんの本  -Hitobon

今春のある日、自宅に本が届きました。著者は、久山の友人/桑原弘樹さん。
そこには、
「事後報告で恐縮ですが、あとがきに久山さんと桑原さんのやりとりの一部を掲載させていただきました。・・・ 桑原塾/運営事務局」 という内容のお手紙が添えられていました。
え?と思って本の最後の方をめくってみると、久山が亡くなる少し前までトレーニングしていた話が書かれていました。

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筋肉を鍛えるんだ   -Hitobon

久山はフリーのプロカメラマンとして30年以上写真を撮り続けました。その活動範囲は多岐にわたり、様々な職種のコマーシャル写真から雑誌・装丁・旅・ポートレート・アパレル・ブライダル・・・とマルチに対応できる希少なカメラマンでした。その為、カメラや機材の種類も多く、空撮や極寒での撮影、危険を伴う撮影や単独海外ロケなどとても体力を使う仕事を多数こなしていました。
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「腹腔神経叢ブロック」で激痛が緩和 - Hitobon

今日は、久山が最初の頃に受けた疼痛緩和治療について書こうと思います。

腹腔神経叢ブロック(ふくこうしんけいそうブロック)
お腹の内臓から来る痛みに対して行われる緩和処置です。CTなどで透視しながら腰の辺りに背中側から針を刺し、局所麻酔薬(アルコールの一種)の投与で神経を破壊して神経の伝達を遮断するブロックです。
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久山城正一世一代の大撮影会/久山の日記より - Hitobon

7月6日に投稿した「久山が遺したメモNo.1」は沢山の方に読んでいただきました。皆さんありがとうございました。

久山はメモだけでなく、びっしり100ページ以上に及ぶ日記を認めておりました。久山のその時の気持ちをそのままお伝えしたいと思いましたので、撮影会のことを書いてある部分を抜粋してご紹介いたします。

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