「この胸のあたたかい何か」・・・岩波書店「図書」9月号に掲載された原田宗典さんの随筆を読みました。 そこには2つのお話があります。ひとつは18歳で記憶を完全に失った青年の話。そしてもうひとつは2013年に亡くなった久山の話です。(その中に私もちょっと出てきます。)
6月に原稿をこそっと読ませてもらった時もそうでしたが、今日もまた胸のあたりがぽっと熱くなって涙がぽろぽろこぼれました。とてもあたたかい涙でした。
原田さんの随筆は、「果敢なくもなく」という連載で現在「図書」に掲載されていますが、6月号の「手応え」も同じように胸があたたかくなるとてもいいお話でした。次も楽しみにしています。
Hitobon
先日、永六輔さんのお別れの会で娘さんが「人は二度死ぬもの」という言葉を紹介したと聞きました。そうなんだよな、と僕は我が意を得た気分でした。なあ久山、おまえはまだ一度しか死んでないよな?仁子さんや僕や友達が生きているかぎり、おまえを二度と死なせやしないからな。そうだろう久山。
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Shiro,
名前、呼び続けるからね! Hitobon
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まだまだ頼りにしてますから! Wa
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そうなんじゃ。
名前を呼ぶ限り生きとるんよね。
原田宗典の「この胸のあたたかい何か」を読んでから
たしかに胸のまんなかがあたたかくなったり
穴が開いたり
きゅいーんとしたり
胸に人格があることに気づいた。
そういえば、城正はいつもわたしの胸にも住んでる。
時々でてきて、面白いこと言ってまたどこかへ行く。
やっぱり、むね大事。
これからはむねで生きていこうと思った。
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