久山との旅 / 徒然なるままに-2 原田宗典

先週、久山の愛娘ういり(愛里)と逢った。前に逢ったのは多分2003年、実に12年ぶりのことだ。
「前にお逢いした時はまだ高校生でした」
「そうかあ、岡山の操山会館で逢ったんだよな」
「そうです。ごぶさたいたしまして」
ういりはちょっと照れ臭そうに言った。そして久山の遺影にお線香をあげ、手を合わせた。その横顔と、久山の遺影を交互に見つめながら僕は涙ぐんでしまった。ういりはこの3月、長らくつきあってきた彼氏と入籍し、9月にハワイで挙式をあげたという。その結婚の報告を遺影に向かってしているのだろう。彼女の横顔はとても美しかった。そして久山の遺影もいつもより穏やかに微笑んでいるように思えた。 続きを読む

「久山城正一世一代の大撮影会」スナップ写真  - Hitobon

2012年10月20日
残された限りある時間と、彼の人生そのものとも言える写真活動。
久山は最後の大仕事に「現場でシャッターを切る」ことを選び、友人達に来てもらって大撮影会を催しました。
10時間以上ぶっ通しでシャッターを切り続けたその日から今日でちょうど3年。
久山が天国に旅立ってからもうすぐ2年になります。
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久山との思い出  - 池内勝正

私が久山と知り合ったのは、17歳の5月頃でした。
その頃の私は、母が亡くなり、また学校では謹慎になりと散々な時期でした。

3年で同じくクラスになり、久山の友人グループと話をするようになり、
久山と知り合いました。
それまで、顔と名前は知っていましたが、1学年に450人の学校でしたので
話をした事はありませんでした。
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久山との旅 / 徒然なるままに-1 原田宗典

商売柄、昔のことを書くと、
「よくそんなことを覚えているなあ」
としばしば言われる。そう言われると、ちょっと得意な気持ちになるのだが、本当はそんなに記憶力が優れているわけではない。思い出には「思い出し方」が幾つかあるのだ。そしてそれは決して難しい方法ではない。誰にでも簡単にできる。
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