うそだぁー、もっといいのあったでしょう?
ねぇ!久山さん!といいたいです。
なんで久山さん、この写真を選んだのよー!
と、抗議しつつも、
真剣になるには、少しカロリー&キャパオーバー。
考えていないわけではないのよ。
牡牛座だからかなぁ? のんびりしちゃう、あは!
と、
テキトーな私の内面を逃さず、久山さんがシャッターを切った一枚。(涙)
あの大撮影会で久山さんに撮ってもらった写真です。
あぁ、白目むいてる…
デフレの影響で、出版業界の敷居が急速に下がりはじめ、
大手出版社の雑誌やムックが廃刊・休刊となり、
今はあたり前の、ネットや電子書籍…
この業界に関わる人たちが不安でいっぱいのとき。
そんなときに、初めて久山さんとお会いしました。
みんな試行錯誤の数年でした。
あれから、働き方や情報発信の選択肢が増えましたが、
相変わらず私は紙媒体が好きで、
しかもエディトリアルデザインのロジカルが好きで、
紙のデザイナーをしています。
久山さんと初めてお会いした頃、私はスキルも経験もまだまだで、
私の一存でカメラマンは久山さんに。とは言えない立場でした。
勤めてる会社の編集部からお仕事の依頼を何回か、
あとは飲みの席でのお付き合いでした。
ただ、いつか、
私がディレクターとして仕事をまわすときがきたら、
カメラマンは久山さんにご相談する。
というのが私のひとつの夢でした。
こうして1年がたちますが、
もう、久山さんと一緒にお仕事ができないと思うと、
とても悲しい気持ちになります。
日々働くなかで、たくさんのプロフェッショナルな人たちと出会い、
その優秀なお仕事に感動し、刺激を受け、いろんなことを勉強しながら、
ようやく今年、ディレクターという立場を与えられました。
まだまだカタチだけのド素人ディレクターです。
イラストレーターさんに叱られ、
カメラマンさんの頭の上には「?」マークが浮かび、
ライターさんには「画像」と「合番」の指示がズレてると指摘を受け、
何が何やら…ひとまず前進あるのみ、結果オーライで仕事を終わらせる!
と、ブルトーザー並みの気力だけはあるのだけど…失敗ばかり。
ぜんぜん、かっこよくない。
(おかげで体重が落ち、おっぱいも乳首しかありません。)
もし、今、
久山さんにお仕事をお願いしたら、
これまた、久山さんに叱られるのではないかと思います。
「なに言ってるかわからん!」
「オレはどうしたらいいねん!
と、おでこ眼鏡で腕組みしながら。(笑)
いつか、
「いいやん」と言ってもらえるまで、
久山さんと一緒にお仕事したかった…
今でもそう思います。
残念ながら、私の夢は叶うことはありませんが、
私は元気なときの久山さんが大好きです。
思い出すと、しゅっんと悲しくなったり、ニヤニヤしたり、勇気がわいてきたり。
久山さんパワーですね。
とても幸せな気持ちになれます。
ありがとうございます。
久山さんと出会えたこと、久山さんの広い心にとても感謝しています。
また、カメラマンとしての感性、豊かな人との繋がりや生き方は、
仕事をする上で私の大きな糧となっています。
久山さん、また久山さんと仁子さんに会いに行きますね。
PS.
そうそう。
会うたびに「いい人できた?」と聞かれ、
「モーションかけてるつもりなんだけど…さっぱりで」と言うと、
「ダメやん!」とバッサリ切られたのを思い出しました。
あぁ、誰か紹介してくれても良かったじゃない、久山さん。
佐藤美由紀