「くま」は4才になりました  -Hitobon

「くま」」は柴犬の男の子。生後2ヶ月でウチに来てからというものは、家中を走り回ったり、私たちにぴょんぴょん飛びついたり、椅子の脚にキツーイ甘噛みをしたり、反対に久山にいじられたりもして、夜中まで毎日毎日ハアハア言いながら必死に遊んでいました。

その「くま」が1才2ヶ月の時に、突然久山の闘病が始まりました。「くま」は体は成犬でしたが甘えん坊でヤンチャ。まだまだ遊んでほしくてほしくて仕方ない頃です。


抗がん剤治療が始まる時、担当の医師に「犬は触ってはダメです。」とあっさり言われてしまいました。
「え?うちにはまだ1才になったばかりの愛犬がいるんですけど、、、」「まあ、ほどほどにして下さい。犬を触ることは雑巾を触っていることと同じだと思って下さい。」
久山は大ショック!でした。そして私は何も知らない「くま」にどう説明したらいいのか悩みました。
抗がん剤の影響で「骨髄抑制」という状態になります。特に白血球や血小板の数値が低下するのですが、病気と闘う身体の抵抗力が下がり、細菌やウイルスが繁殖しやすくなるそうです。それで肺炎を起こしたり、重い感染症で重篤な状態になってしまうこともあるので、人ごみに出たり、土に触ったり、風邪の人との接触を避けなければいけませんでした。友人と会えなくても電話で話すことは出来ます。マスクをして殺菌剤を持って出かけることも出来ます。でも、かわいい盛りの「くま」を触ってはいけないなんて、考えられませんでした。でも、久山は少し加減して遊ぶようになりました。「くま」は何か感じたのでしょうね。ちょっとしたことで吠えるようになってしまいました。久山が動かした足に吠えたり、頭を撫でただけでも吠えたりしました。何をしてもどんなに触っても平気だった「くま」が吠えるようになって、久山もイライラしてしまい、「くま」に怒鳴ることもありました。でも、久山に叱られた「くま」は、その後、トボトボとそっと彼の近くに行くのでした。くっつくことはせず、微妙な距離感でいつも床に伏せていました。本当は、それまでみたいにもっと遊んでほしかったんでしょうね。


久山の調子のいい時は、3人で神田川沿いに散歩に出かけました。そんな時、「くま」は嬉しそうに久山の顔を何度も見上げて楽しそうにスキップ(しているように見えました)していました。が、久山が亡くなる1ヶ月前くらいから、「くま」のヒゲの何本かが白くなりました。今もまだ白い1本が残っています。

11月17日、久山の命日の10日後が「くま」のお誕生日。今年4才!たくましくなって私を守ってくれています。
今年はケーキを作ってあげました。くま、一緒にいてくれてありがとう。

Hitobon

「くま」は4才になりました  -Hitobon」への2件のフィードバック

  1. クマはもう4歳ですか。初めて会ったのは1年半前のGWでしたね。初対面なのに何故かなついてくれました、まるで私がクロ柴を飼っていることを知ってるかのように甘えてきました。そうなんですよね、犬は感じてるんです、そこになくても何かが見えてるんです。うちの柴犬はことし10歳になりました。人間で言えば60歳のおばあちゃん。いまでも元気ですがひとつだけ後悔してることがあるんです。女の子なのに「リキ」っていう名前をつけちゃったんです(笑)東京へ単身赴任する時に番犬にと家族の一員になったので強い名前が良かったんです。本当は「キムチ」と付けたかったのですが家族の猛反対にあいました(笑)本名はリキですが芸名は「梨季」です。秋に産まれた子なのでそう名付けました。綺麗でしょ(^^)

    またクマに会いに行きます。
    7日は行けなくてすいませんでした。

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    • 笑いすぎておなかが痛い、、、。リキちゃん、でも「梨季」ちゃんって色っぽいです。沖縄慣れましたか?
      東京に来られる時はぜひ。  Hitobon

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