2009年 11月22日
久山さんに結婚披露宴の写真を撮っていただきました。
司会は仁子さんです。
48歳同士の超大人の結婚式、どうしようかといろいろ考えて、そうだ、招待客の皆さんに、着物を着てきていただこう!と思いつきました。
場所は目白の料亭 蔵。
夫が18歳の時、両親、親戚と立教大学入学祝いをしてもらった思い出の店です。
当日、披露宴前に近くの椿山荘の庭で、家族写真を撮っていただきました。
久山さんのリードのもと、真面目風、ドキュメンタリー風、エグザイル風、など盛り上げていただき、楽しかったです。
そして本番、親族、友人たちは期待を裏切らない装いでした。
とっておきの一張羅の訪問着、おじいちゃんの羽織袴、粋な着流し、お母さんの借り物、
20代のお客様はいないはずなのに、なぜが真っ赤な大振袖・・・
細長い広間に全員向かい合わせに正座で座っていただき、その様子はさながら何かの襲名披露のようでした。
お座敷で机もつながっているので、知らない人同士もすぐ打ち解け、和気あいあいとした雰囲気になり、お酒の追加注文が、想像の3倍以上になり、あとで請求書を見てびっくりしました!
久山さんも、酔っ払った親戚にお酒を飲まされていたようです。
そして、クライマックス、両親に花束やメッセージを送る代わりに、金屏風の前で私がお茶を点てて夫が半東をして、夫の両親と私の妹にお茶を飲んでもらいました。
写真が出来上がったとき、久山さんと仁子さんと、一緒に飲みながら家で見ました。いろいろ思い出しては大笑いでした。披露宴の前の準備の時の写真や、裏でスピーチ練習している写真まであり、記憶が鮮明に焼き付きました。久山さんに、披露宴の写真は何度も撮ったけど、こんなのは初めて、と言っていただきました。
今でも写真を見るとあの日の楽しい1日が思い出され、感謝しています。
久山さん、本当にありがとうございました。
亀川勝司 玖二子