薬丸岳「神の子」絶賛発売中!写真:久山城正 - いそえ

『神の子』 (上下巻各本体1800円+税 光文社)

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町田博史――父を知らずに生まれ、母のネグレクトに遭い、戸籍すら持たずに放置されていた少年は、しかし、神がかったとまで表されるほどの天才的頭脳を持っていた。
生きるためにかかわった振り込め詐欺グループの内部抗争と、自分に興味をもった幹部の目から逃がれるように少年院に入り、出所後の身元引き受け先にも決して心を許すことのなかった彼は、ずっと、誰かを捜しているようだった。一方で、町田をめぐって、不穏な動きをする影も、見え隠れしていた──。
愛されず、愛さず、己れの頭脳だけを恃んで生きてきた男を待ち受ける運命とは!? 現代社会の矛盾を正面から抉るような作品を描き続けてきた俊英がたどりついた、衝撃的傑作巨編!

『小説宝石』(光文社)に連載時、久山さんが挿絵として、さまざまな写真を撮ってくださいました。
作者の薬丸さんは、毎回苦労して物語を紡いでくださいましたが、
いつも締め切りどおりにいくとは限らず、久山さんには苦労させてたな、という思いもあります。
「たぶん、こんな感じの展開になると思うんですよねぇ」
「じゃあ、こんな絵柄でええんかな?」
というやりとりも、たまにありました。
薬丸さんの名誉のためにも、「たまに」は強調しておきます!

いそえ

 

「神の子」で7年間連載した写真は、一部Galleryでもご覧いただけます。
Gallery : works for MYSTERY

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「神の子」上 (著)薬丸 岳

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「神の子」下 (著)薬丸 岳

—team shiromasa

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